for文は、繰り返し処理を行うための便利な構文です。
このページでは、C#のfor文の基本的な構文と使い方について簡単に解説します。
目次
for文の基本構造
for文は通常、次のような構造を持っています。
for (初期化; 条件式; 更新処理) {
// 繰り返し実行したいコード
}- 初期化: ループの最初に一度だけ実行される部分です。通常、変数の初期化が行われます。
- 条件式: 各繰り返しの前に評価され、結果が
trueであればループが続行されます。falseになるとループが終了します。 - 更新処理: 各繰り返しの最後に実行され、通常は変数を更新する処理が含まれます。
例えば、1から10までの数値を順に表示する場合、次のように書けます。
for (int i = 1; i <= 10; i++) {
Debug.Log(i);
}このコードは、iを1から初めて、10以下の間繰り返し、各繰り返しでDebug.Log(i)が実行されます。
これにより、1から10までの数値が順にコンソールに表示されます。
カウンタ変数
先程の例のiはカウンタ変数と呼ばれる変数です。
これは通常、ループ内で使用される数値を表します。カウンタ変数の名前は任意で、i以外の名前でも構いませんが、通常はi, j, kなどが使われます。
逆順での繰り返し
逆順で繰り返すには、初期化、条件式、更新処理を適切に設定します。
例えば、10から1までの数値を逆順で表示する場合。
for (int i = 10; i >= 1; i--) {
Debug.Log(i);
}これで、10から1までの数値が逆順で表示されます。





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