Godot Engineでゲーム画面に画像を表示するにはLabel
ノードを使います。
例えばゲーム内でスコアを表示したり、タイトルを表示するときなどに利用できます。
このページでは、このLabelの使い方を簡単に紹介します。
前提
あらかじめ、ルートノードにMainという名前で、Node2Dを追加した状態で説明します。
![](https://seeds-digital.com/wp-content/uploads/2024/05/422427a204a527a196ad05555ac51aa4.png)
Labelを使ってゲーム画面にテキストを表示する
STEP1. Labelノードを追加する
まずはMainに子ノードとしてLabelを追加します。
下の画像の+ボタンをクリックしてください。
![](https://seeds-digital.com/wp-content/uploads/2024/05/3afd539d2e4c784be7c35f29ae914f7a.png)
Nodeの新規追加画面が表示されるので、一覧の中から Labelを選択して、「作成」ボタンをクリックしましょう。
![](https://seeds-digital.com/wp-content/uploads/2024/05/86b670960db96bcd205eefcdd8aa42d3-1-1024x834.png)
すると、Labelノードが追加されます。
![](https://seeds-digital.com/wp-content/uploads/2024/05/13fd3c69bcf769f21f325136574c7e52.png)
STEP2. 表示するテキスト入力する
これでテキストを表示できるようになりました。
しかし、まだどんなテキストを表示するのか設定していないので、今の状態でゲームを動かしても何も表示されません。
![](https://seeds-digital.com/wp-content/uploads/2024/05/88389c49752579a8b577d9646491c346-1024x631.png)
Labelノードを選択した状態で画面右の「インスペクタ」の中にある「Text」という項目に画面に表示したいテキストを入力しましょう。
例では「Hello World!」としておきました。
![](https://seeds-digital.com/wp-content/uploads/2024/05/4556469b1bf20006970a350bf0e6133e-1024x297.png)
テキストを入力するとゲーム画面に表示されるようになります
![](https://seeds-digital.com/wp-content/uploads/2024/05/01e488bd74856f936791892fb4202941-1024x618.png)
しかし、文字がかなり小さく位置も左上なので、もう少し調整が必要です。
STEP3. テキストの位置やサイズを調整する
● 位置を変更する
ラベルを移動したい場合は、ドラッグ&ドロップで好きな場所に移動できます。
![](https://seeds-digital.com/wp-content/uploads/2024/05/e64d1ea236e544f5e5abb9b173a2cb15-1024x865.png)
移動させるとこんな感じです。
![](https://seeds-digital.com/wp-content/uploads/2024/05/8ac62ef94abc4ea5920dbdfff0561e7e-1024x624.png)
インスペクタから配置場所を指定したい場合はLayout → Transform → Positionでx座標、y座標を入力します。
![](https://seeds-digital.com/wp-content/uploads/2024/05/2d7fb7f3d8174c57c78346d8e596ef85.png)
● フォントサイズを変更する
フォントサイズはインスペクタのTheme Overrides → Font Sizesで指定できます。
![](https://seeds-digital.com/wp-content/uploads/2024/05/0f394a8c58bd3fdb81d332ae171e084e.png)
![](https://seeds-digital.com/wp-content/uploads/2024/05/90b219cddf71c95f3981c0674d21e7f1-1024x621.png)
Labelのテキストをスクリプトから変更するには?
まずはMainにスクリプトを追加します。
ルートノード「Main」を選んだ状態で、下の画像のアイコンをクリックしてください。
![](https://seeds-digital.com/wp-content/uploads/2024/05/83ff5b92859e5416b8cccdaa607f6d5e.png)
「ノードにスクリプトをアタッチする」の画面が出てくるので、「作成」ボタンをクリックします。
![](https://seeds-digital.com/wp-content/uploads/2024/05/a90dd5b8c51ab9476c006ad4a12d83d7.png)
スクリプトが追加されたので、以下のスクリプト内で「Hello World!」を「Hello Godot!」に置き換えてみましょう。
extends Node2D
func _ready():
get_node("Label").text = "Hello Godot!"
func _process(delta):
pass
スクリプトはMainに紐づいているので、まずLabelノードを取得する必要があります。
それが、get_node("Label")
です。
取得したLabelノードのテキストを変更するには、Labelノード.text
にテキストを代入する必要があります。
ですので、get_node("Label").text = "Hello Godot!"
は取得したLabelノードのテキストに”Hello Godot!”というテキストを代入するという処理になります。
ゲームを実行すると次のようになります。
![](https://seeds-digital.com/wp-content/uploads/2024/05/f4fe4ce0fb3eadc01c82451f877fda4c-1024x620.png)
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