【Flutter】TextScaler（旧TextScaleFactor）を無効にする方法

TextScalerとは？

TextScalerは端末の設定で変更した文字の大きさをアプリ内にも反映させる機能です。

端末の設定で文字を大きくしたり小さくしたりすると、アプリ内の文字サイズも変わるため、レイアウトが崩れてしまう場合があります。

FlutterではデフォルトでTextScalerの機能が有効になっているため、この機能を無効にする方法を紹介します。

TextScalerはv3.16から導入され、それ以前は、TextScaleFactorが使われていました。

特定のTextウィジェットでTextScalerを無効にする方法

Text(
  'テキスト',
  textScaler: TextScaler.linear(1.0)
)

textScalerの値にTextScaler.linear(1.0)をセットすると無効にできます。

アプリ全体でTextScalerを無効にする方法

return MaterialApp(
    builder: (BuildContext context, Widget? child){
        return  MediaQuery(
            data: MediaQuery.of(context).copyWith(textScaler: TextScaler.linear(1.0)),
            child: child!,
        );
    },
    home: const MyHomePage(),
);