while
文は、指定された条件がtrue
の間、ブロック内のコードを繰り返し実行するためのものです。
このページでは、while
ループの基本的な使い方を解説します。while
文の基本的な使い方を解説します。
目次
while文の書き方
while (条件) {
# 条件がtrueの場合に実行されるコード
}
while
ループは条件がtrueの間、ループ内の処理を繰り返し実行します。
以下、while
ループを使った簡単なプログラムです。
// 例: 1から5までの数字を出力するプログラム
void main() {
int count = 1; // カウンターの初期化
while (count <= 5) { // 条件式: countが5以下の間実行
print(count); // 現在の値を出力
// カウンターを増やす
count++;
}
// while文が終了した後の処理
print("終了しました");
}
この例では、count
が、5以下の間、print(count)
が実行され、count
が1ずつ増加します。
int count = 1;
:変数count
を初期化し、カウンターの役割を果たします。while (count <= 5)
:while
文の始まりで、条件式がtrue
の場合にコードブロックが実行されます。この場合、count
が5以下である限り実行が続きます。print(count);
:カウンターの値を出力します。count++;
:カウンターを1増やします。print("終了しました");
:while
文が終了した後に表示されるメッセージです。
whileを使うときの注意点
while
ループは条件がtrueの間、ループ内の処理を繰り返し実行するため、条件がfalseにならない限り延々と処理を繰り返してしまいます。
これを無限ループといいます。
while
ループを使う場合は、この無限ループが起こらないように条件を設定することが重要です。
whileループを途中で終了するには?
while
ループを途中で終了するためには、break
文を使用します。
break
文は、ループを即座に終了し、ループの外側の次のコードに制御を移します。
void main() {
int count = 1;
while (count <= 10) {
print(count);
if (count == 5) {
// countが5になったらwhileループを終了する
break;
}
count++;
}
// whileループが終了した後の処理
print("終了しました");
}
この例では、while
ループ内でif (count == 5)
の条件をチェックし、count
が5になった時点でbreak;
文が実行されます。これにより、while
ループが途中で終了し、”終了しました”というメッセージが表示されます。
break
文は、特定の条件が満たされたときにループを終了させる際に便利です。
Comment