関数は、再利用可能で効率的なコードを書くために非常に重要な概念です。
関数は一連の処理をまとめ、必要なときに呼び出すことができます。
このページでは、関数の定義方法と定義した関数を呼び出す方法を紹介します。
目次
関数の定義
関数はdef
キーワードを使用して定義されます。
def 関数名(引数1, 引数2, ...):
# 実行する処理を書く
return 結果
関数名
: 関数の名前を識別するための名前です。(引数1, 引数2, ...)
: 関数に渡す入力値のパラメータです。引数がない場合は空のカッコ()
で定義します。return 結果
: 関数が何かしらの結果を返す場合に使用します。返す値がない場合return
文は省略できます。
関数を使った例
ここでは簡単な関数の例として、2つの数を足し合わせる関数を作成してみましょう。
def add_numbers(a, b):
result = a + b
return result
この関数では、引数 a
と b
を受け取り、それらを足し合わせた結果を返します。
関数の呼び出し
関数を使用するには、関数名を呼び出し、必要な引数を渡します。
result = add_numbers(10, 20)
print(result) # 出力: 30
この例では、add_numbers
関数に引数として 10
と 20
を渡し、その結果を変数 result
に格納しています。
その後、print()関数で結果を表示しています。
デフォルト引数
関数にはデフォルト値を持つ引数を指定することができます。これにより、引数が渡されない場合にデフォルト値が使用されます。
def greet(name = "Guest"):
print("Hello, " + name + "!")
この関数では、name
という引数があり、デフォルト値は “Guest” です。引数が渡されない場合、関数は “Hello, Guest!” と表示します。
greet() # 出力: Hello, Guest!
greet("John") # 出力: Hello, John!
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