目次
Kotlinにおけるif文の基本構造
Kotlinのif文は以下のような構造を持っています。
// 条件が真の場合に実行されるコード
if (条件式) {
// 処理1
}
// 最初の条件が偽で、かつこの条件が真の場合に実行されるコード
else if (別の条件式) {
// 処理2
}
// どの条件も満たされない場合に実行されるコード
else {
// 処理3
}
条件式
:真または偽のいずれかの値を評価する式です。
else if
:複数の条件を順番に評価する際に使用します。
else
:どの条件も満たされない場合に実行されるコードを指定します。else if
とelse
は省略可能です。
● サンプルコード
fun main() {
var x: Int = 10
if (x > 0) {
print("xは正の数です")
} else if (x == 0) {
print("xはゼロです")
} else {
print("xは負の数です")
}
}
条件が複数ある場合の書き方
「if A かつ B」や「if A あるいは B」のように複数条件がある場合は、&&
や||
を使います。
&&(and)を使用する場合
fun main() {
var x:Int = 5;
var y:Int = 10;
if (x > 0 && y > 0) {
print("xとyはどちらも正の数です");
} else {
print("少なくとも一方が正の数ではありません");
}
}
この例では、x
とy
がどちらも正の数である場合に最初の条件が満たされます。
||(or)を使用する場合
fun main() {
var isSunny: Boolean = true
var isHoliday: Boolean = false
if(isSunny || isHoliday) {
print("外に出かけると楽しいかもしれません")
} else {
print("外に出かける理由があまりありません")
}
}
この例では、age
が18未満または65以上である場合に最初の条件が満たされます。
否定(!)を使った条件
「曇っていなければ」、「休みでなければ」のように「〜じゃなければ」という否定の条件を作りたい場合は!
を使います。
fun main() {
var isCloudy: Boolean = true
if(!isCloudy) {
print("晴れています")
} else {
print("曇っています")
}
}
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