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Dartにおけるif文の基本構造
Dartのif文は以下のような構造を持っています。
// 条件が真の場合に実行されるコード
if (条件式) {
// 処理1
}
// 最初の条件が偽で、かつこの条件が真の場合に実行されるコード
else if (別の条件式) {
// 処理2
}
// どの条件も満たされない場合に実行されるコード
else {
// 処理3
}
条件式
:真または偽のいずれかの値を評価する式です。
else if
:複数の条件を順番に評価する際に使用します。
else
:どの条件も満たされない場合に実行されるコードを指定します。else if
とelse
は省略可能です。
● サンプルコード
void main() {
int x = 10;
if (x > 0) {
print("xは正の数です");
} else if (x == 0) {
print("xはゼロです");
} else {
print("xは負の数です");
}
}
条件が複数ある場合の書き方
「if A かつ B」や「if A あるいは B」のように複数条件がある場合は、&&
や||
を使います。
&&(and)を使用する場合
void main() {
int x = 5;
int y = 10;
if (x > 0 && y > 0) {
print("xとyはどちらも正の数です");
} else {
print("少なくとも一方が正の数ではありません");
}
}
この例では、x
とy
がどちらも正の数である場合に最初の条件が満たされます。
||(or)を使用する場合
void main() {
int age = 25;
if (age < 18 || age >= 65) {
print("未成年または高齢者です");
} else {
print("成人かつ中年です");
}
}
この例では、age
が18未満または65以上である場合に最初の条件が満たされます。
否定(!)を使った条件
「もし成人じゃなければ」、「もし男性じゃなければ」のように「〜じゃなければ」という条件を作りたい場合は!
を使います。
void main() {
int answer = 5;
if (!(answer == 5)) {
print("不正解です");
} else {
print("正解です");
}
}
リストに特定の要素が含まれているか判定する条件
リストに要素が含まれているかどうかを判定するには、contains
メソッドを使用します。
void main() {
List<int> myList = [1, 2, 3, 4, 5];
// 2がリストに含まれているか判定
if (myList.contains(2)) {
print("2はリストに含まれています");
} else {
print("2はリストに含まれていません");
}
// 6がリストに含まれていないか判定
if (!myList.contains(6)) {
print("6はリストに含まれていません");
} else {
print("6はリストに含まれています");
}
}
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